 高塔市・・・赤毛の人々が数多く住む奇妙な街で、その事件は起こった。 美しい赤毛の持ち主ばかりを次々に殺害し、忽然と「消失!」する黒ずくめの男の謎。 痕跡ゼロ、関連性ゼロの完全犯罪に名探偵新寺仁が挑む! ミステリマニアの間で伝説と化していた本書が今また蘇る!(本書あらすじより)
<では謎解きに挑戦して下さい>
綾辻・有栖川復刊セレクション。 またまた懐かしい! 私が読んだのは確か文庫版だったので、15年ぶりの再読です。 実際に、これ一冊で消失してしまった作家さん。 なかなか有名な作品だったのですね。
トリックがアレなので仕方ないのですが、結構読み辛い(イラッとする?)文章かも。 キャラクターにも不満があるし、決して面白いストーリーではないのですよね。 でも、後半の展開はやっぱりお見事です。 ある程度は予想が出来るけれど、それも著者の狙いだというのがスゴイ。 「やっぱりなぁ〜」の次に「ほぉ!」とくるのです。 当時の驚きが蘇りました。
これが初読みだった場合、そこまでの衝撃は受けなかっただろうなぁ。 15年は長いわ。 | |