2008年08月26日

誰が疑問符を付けたか?/太田忠司 ★★★☆☆


平凡な住宅地で簡単に人は人を殺す。
不可解な殺害現場を残して・・・。
女優以上に美人ながら“愛知県警の鉄の女”と畏れられる景子警部補と、新進イラストレーターの新太郎の京堂夫妻。
婦唱夫随で、8つの疑問符をあざやかに解く!(amazonより)



<ドンピシャよ。さすがは新太郎君>

『ミステリなふたり』の続編です。
前作では隙あらば新太郎を押し倒していた景子さん、今回は控えめでした。
相変わらず、新太郎の主夫っぷりにはウットリしてしまいます。

なぜ死体はぬいぐるみと一緒に吊るされていたのか?
なぜ死体の上に刺身が置かれていたのか?
真面目な男性会社員はなぜ女装した死体で発見されたのか?

奇妙な8つの謎。全てのタイトルに疑問符が付いています。
どれも謎はとても面白いのですが・・・真相がパッとしないのですよね。
それでも、景子と新太郎のキャラが好きなのでなかなか楽しめました。
謎が魅力的だったのは『彼女は誰を殺したか?』
『出勤当時の服装は?』『熊犬はなにを見たか?』は読後感が良かったです。
posted by めみ at 17:56| Comment(0) | 太田忠司

2008年05月13日

奇談蒐集家/太田忠司 ★★★☆☆


【求む奇談!】新聞の片隅に載った募集広告を目にして、「strawberry hill」を訪れた老若男女が披露する不思議な体験談・・・。
鏡の世界に住まう美しい姫君、パリの街角で出会った若き魔術師、邪眼の少年と猫とともに、夜の町を巡る冒険・・・。
謎と不思議に満ちた奇談に、蒐集家は無邪気に喜ぶが、傍で耳を傾ける美貌の助手が口を開くや、奇談は一転、種も仕掛けもある事件へと姿を変えてしまう。
夜ごと"魔法のお店"で繰り広げられる、安楽椅子探偵奇談。(本書あらすじより)


<そう、摩訶不思議な物語だよ>

太田作品は『僕の殺人』『ミステリなふたり』『黄金蝶ひとり』を既読。

最終話が唯一、ゾッとしました。
この構成は良い!
そこに至るまでの奇談と真相があまりパッとしなくて、印象に残らなかったのが残念。
とっても好みの設定なんだけどなぁ。
posted by めみ at 20:47| Comment(0) | 太田忠司