 麒麟・田村のせつな面白い貧乏生活がついに小説に! 中学生時代の田村少年が、ある日突然住む家を無くし、近所の公園に一人住むようになる超リアルストーリー。 ダンボールで飢えを凌ぎ、ハトのエサであるパンくずを拾い集めた幼き日々から、いつも遠くで見守ってくれていた母へ想いが詰まった、笑えて泣ける貧乏自叙伝。 (Amazonより)
<お湯、お湯、お湯。雨ではなくお湯>
劇的な一家離散の後、過酷な公園生活、友人の家族や周りの大人の協力、中学や高校での出来事、亡くなった母親への想いが語られています。 てっきり、公園生活がメインのストーリーだと思っていたので、少々拍子抜け。 環境はともかく、周りの人間に恵まれていたのは、本当に奇跡的だと感じました。
父親の2回目の「解散」には笑ったけれど、他の面白エピソードはTVで聞いたことがあるものばかりで、少し残念。 わざとなのかもしれませんが、文章がかなり読みづらくて、なかなか慣れませんでした。
「麒麟」はそこそこ好きだし、TVで田村が貧乏な過去をあっけらかんと話すたび、大変な苦労を乗りこえて立派に成長したんだなぁ〜と感動していました。 でも、この本を読んで、私は田村本人よりもお兄さん、お姉さんの方に気持ちが向いてしまいました。 もし、お兄さんが本を出版して、それを読む機会があったら、号泣するだろうなぁ。 父親を恨んでいない、という言葉の重みも、田村とお兄さんでは、また違うと思うのですよね。 お姉さんも、よく頑張ったよ、本当に。 | |