2007年10月25日

ビター・ブラッド/雫井脩介 ★★★☆☆


ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。
夏輝がはじめて現場を踏んでから一カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。
捜査本部が疑う内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが・・・。


<一番重要なのはジャケットだ>

映像化するなら、めちゃめちゃ面白いと思います。
でも、小説で読むにはチト辛かった・・・。

『犯人に告ぐ』の雰囲気を期待すると驚きます。
警察小説だと思いきや、キャラクター小説だったのですね。
ジェントルやバチェラーという刑事の呼び名やら、ジャケット・プレイやら、もうコントとしか思えなくて。
明らかにジェントル以外の呼び名が機能していないし。
やりすぎなのでは・・・。

ジェントルがよく足をつるのと、ゲイバーのシーンには笑ったけれど、空回りしているギャグは少なくないです。
底抜けの面白さではないので、リアリティの無さが気になってしまうのですよね。
『クローズド・ノート』と同じく、展開もヒネリがないし・・・。
もう少しパンチが欲しかったかな。
真相に触れています。
posted by めみ at 15:31| Comment(2) | 雫井脩介