 高校生の布津美涼は幼い頃、新興宗教に入信した両親と引き離された。 その両親の死後、涼は、自分に妹がいたことを知らされる。 早速涼は両親の終焉の地であり、妹が暮らす御乃呂島へ向かうが、そこで彼を待っていたのは疫病の恐怖と連続怪死事件だった! 記紀神話が濃密な影を落とす島で進行する、焦燥と戦慄の6日間。 涼と奇談収集の趣味を持つ大学院生・笹礼懐が辿り着いた結末とは・・・。(ミステリ・フロンティア紹介ページより)
序盤から、孤島の信仰や伝承、閉鎖的な環境が、先への不安感を煽っています。 描写が丁寧で読みやすく、すんなりと物語に入っていけました。 ミステリ面には期待してなかったのですが、それっぽい謎が次から次へ出てくるので、つい気になってしまうのですよね。 とにかく伏線が少ないので、どの真相も驚くよりも戸惑います。 笹礼がとても都合の良い存在で違和感があるし、涼の妹の行動がとても気になっていたので、その真相にはもっと驚きたかったかな。
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ときわ姫 > そういえば伏線が少なかったですね。「そうだったのか!」というより「ふーん、そうだったのね!」という感じでした。笹礼は、もっと違う存在だと思っていたので、真相を知ってちょっと残念でした。でも記紀神話は、私のツボなのでそれは嬉しかったです。 (2007/08/01 15:30) めみ > ときわ姫さん、設定や小道具が本格っぽくてとても好みだったので、どうしても真相が物足りなく感じました。記紀神話は、私の知らなかった解釈があって楽しめました。上手に絡めていましたね。笹礼はどうやら前作に出ていた人物だそうです。だからしっくりこなかったのかな? (2007/08/01 19:11) | |