 一代で財を築いた元・不動産業者の方城兵馬が自宅の離れで殺害される。 その犯人を探ろうと、兵馬が頻繁に自宅に招いていた霊媒師が降霊会を行うことに。 しかし、そこで新たな殺人が! 兵馬と長年反目していた孫の成一は、大学時代の先輩・猫丸に相談するが・・・。
再読です。 倉知作品の中でも名作と評判の本書。 ストーリーはともかく、あるトリックがずーっと忘れられませんでした。 今では決して目新しくなくなりましたが、当時はド肝を抜かれたものです。 再読必要のトリックなので、今回は違った意味で楽しめました。 (しかし、図解まである2つのトリックは脱力モノです。)
長編といっても、猫丸先輩の登場は少ないのですよね。 中盤まで恐竜の化石を発掘に行ってるし。 でも真相解明シーンでは、彼の優しさに初めて(!)好感を持ちました。
しかし、何と言っても長いんですよね〜。 超能力や霊能力の薀蓄が盛りだくさんで退屈しました。 確か『壺中の天国』でも薀蓄にはウンザリしたような・・・。 | |