 かつて犯した犯罪を阻止すること。 その為に時を遡り為直す者・・・・<シナオシ>。 短い人生を終えた「僕」は、生前、自分が犯した犯罪を阻止するため<シナオシ>となる。 「今見かずみ」として復活した「僕」だが、肝心の「僕」が一体誰だったかを思い出すことができない。 「僕」は何者なのか?そして「僕」が後悔している犯罪とは?
前作と同じ舞台ですが、本書から読み始めても支障はありません。
しかし、前作と比べて、かなり読みにくいというか・・・ラノベ感たっぷりです。 原因は主人公が女の子だから? 「今見かずみ」として生活する「僕」はすっかり彼女の意識と同化しているため、見た目も中身も完全な女の子なのですが・・・。 これがどうも不自然でしっくりこない。 かずみと友人・舞の会話なんて、かなりぎこちないのです。
「僕」を捜す「今見かずみ」と、罪を犯そうとする「僕」の視点で物語は進みます。 ミステリ好きなら、この構成だけでトリックを予想できるのですが・・・騙された! この「騙し」の手法がとても斬新だし、意欲が伝わってきて嬉しくなりました。
フー・ダニットは単純だけど、ホワイ・ダニットがとても見事。 全ての設定に対して、無理なく納得させられました。
でも、中盤はやっぱり退屈。今回は特に。 無駄がない、と言い切れないのが残念です。
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たかじょう > やっぱり『シナオシ』のほうが高評価なんですね。今日リクエストしてきましたので一ヶ月くらいかかるかな?ついでに米澤さんの新刊もリクエストしてきました。楽しみだわ♪ (2006/04/14 13:35) めみ > たかじょうさん、『シナオシ』の方がスッキリ騙されました♪どこかで読んだことがありそうで無い絶妙な仕掛けなのですよ。図書館に置いてあるのですね!良いなぁ☆米澤さんの新刊は小市民シリーズですよね。私もデビュー作から追いかけようと思いつつ・・・。犬シリーズは読みたいのですがね〜。 (2006/04/14 20:43) | |