ミステリ中心の読書メモ。コメントは何気に承認制です。
2008年04月15日
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 「カチカチ鳥を飛ばせ」という謎の電話を傍受してしまった予備校生は、そこに犯罪の匂いを嗅ぐ(盗聴)。 猫マニアの恋人を持つサラリーマンは、一瞬の狂気に取り付かれる(猫部屋の囚人)。 不仲の祖母と母に挟まれた少女は鏡餅に願いを託す(表題作)。 日常の中に紛れ込んだ謎、そして恐怖。ミステリー傑作集。
<ようこそ、裏本格の世界へ>
また変なタイトル〜と思ってたら、表題作はその通りの内容だったのでびっくり。
正直、途中までは退屈でした。 ヒネリもないしオチは予想がつくしで、だらだら〜と読んでました。 でも、一話ごとに読後感の悪さが増してくるのです。
印象に残ったのは、いじめられている中学生を描いた「プラットホームのカオス」と表題作。 最後の表題作なんてもう『ハッピーエンドにさよならを』の収録作品より、よほど悲惨。キツイ。 でも、一番歌野さんらしい作品で、好みでした。 | |
posted by めみ at 20:35|
Comment(2)
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歌野晶午
2008年01月09日
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 舞田歳三は浜倉中央署の刑事だ。 仕事帰りに兄・理一の家によって、小学五年生になる姪のひとみの相手をし、ビールを飲むのを楽しみにしている。 難事件の捜査の合間を縫ってひとみをかわいがる歳三だが、彼女のふとした言動が事件解決のヒントになったりもして・・・。 多彩な作風で知られる歌野晶午が、ちょっと生意気でかわいらしい少女と、本格ミステリらしい難事件を巧みに描く!(裏表紙より)
<ピンポーン!さすがですね、舞田刑事>
タイトルもこんなだし、「ゆるミス」だと思って軽く読んでいましたが、良い意味で予想を裏切られました。 これは面白い!
てっきり、チビッコ探偵が活躍するのかと思っていたら、毎回、ひとみの何気ない発言がヒントになるというパターンで、不自然さは感じられません。 とにかく、ひとみが可愛らしい。 『女王様と私』っぽかったら嫌だなぁ〜と不安でしたが、こんな小学生も描けるんだ!
若竹七海さんの『死んでも治らない』のような連作になっているのも、とっても好みです。 どの真相も読めそうで読みきれない意外性があって、一筋縄ではいきません。 最終話のサプライズには本当にやられた〜! | |
真相に触れています。
posted by めみ at 11:43|
Comment(4)
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歌野晶午
2007年09月10日
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 <望みどおりの結末になることなんて、現実ではめったにないと思いませんか?>
タイトルが示すとおり、アンチ・ハッピーエンド・ストーリーばかりを集めた短編集。 まさに私好みなのですが、さすがに続けて読むと気が滅入りました。 サプライズが少なく、ただ暗いストーリーが多いからでしょうね。
気に入ったのは、以下の3つ。
妻が夫を殺害したとされる事件の真相とは?『サクラチル』 驚いたし、読後はとてもやり切れないです。ずん、ときました。
ホームレスのムラノに降りかかる災難を描いた『尊厳、死』。 どういう着地を見せるのかさっぱりだったけれど、ラスト一行で驚いた。巧い!
そして唯一、既読だった『玉川上死』(『川に死体のある風景』収録)。 これが一番面白かったです。
もっとトリッキーな作品を期待していたので、残念でした。 | |
真相に触れています。
posted by めみ at 16:14|
歌野晶午
2007年02月01日
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 「頭狂人」「044APD」「aXe」「伴道全教授」という奇妙なネームを持つ5人。 彼らはネット上の仲間で、当番制で殺人を実行し、他の4人がその事件の謎を解くという「探偵ごっこ」に興じているのだ。 その謎は、密室やアリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどさまざま。 歌野本格の粋を心して噛み締めよ!
<殺したい人間がいるから殺したのではなく、使いたいトリックがあるから殺してみた>
ミステリ好きにはたまらない設定だし、なかなか評判も良い作品。 確かに惹かれる内容なのですが、だんだん読むのが面倒になりました。 私はチャット形式の文章が苦手なんですよね。 サクサク読めたのは、Q5の「求道者の密室」の作中作くらい。 真相は拍子抜けでしたが。
ミステリ面で「おっ」と目を引いたのは、Q3の「生首に聞いてみる?」。 (このタイトルもどうかと・・・。) バカミスっぽいけれど、なかなか好きなタイプの謎解きでした。
トリック以外にも、いくつか歌野さんらしいサプライズが仕掛けられていて、意外性もあり楽しめました。 でも、ラストがいただけない。 なんかここだけ方向性が違っているように感じました。不服。
<さいわい、現実に追い越されずにすみましたが、未来永劫こういう事件が起きないことを切に願います・・・歌野晶午>
ほんとに不謹慎な作品。 年々、こういうのを純粋に小説として楽しめる時代ではなくなっているのが寂しい。
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たろ > なんかタイトルからして笑えそうですね。王手飛車取りですか。わけわからん(笑)「生首に聞いてみる?」はチープな本歌取りみたいな題やし。歌野さんの仕掛けははまるとすごいし、はまらなくても脱力系の笑いで許してしまいます。早速読もうと思ったのですが、大阪の図書館では発注中らしいです。しばらく待つとします。 (2007/02/01 23:34) たかじょう > 「生首に聞いてみる?」、めちゃウケました〜(笑)。読んでみたくなりましたので、わたしも探してみます。 (2007/02/03 15:21) めみ > たろさん、ほんとわけわからんですよ(笑)。タイトルから想像できるとおり、相変わらず人を食ったような作品でした。でも、論理的なのです。見事です。私の場合、任天堂DSのやりすぎで目がポヤポヤしている状態での読書だったので、推理するのが面倒くさい面倒くさい(知らんがな)。歌野作品は好みかどうかは別として、ものすっごい印象に残りますね。ご感想、楽しみにしてます☆ (2007/02/05 14:30) めみ > たかじょうさん、私は時々、法月さんと歌野さんの区別がつかなくなり、本書でも「生首〜」ってどっちだったっけ?と暫し考えてしまいました。こういうお茶目なことをされるとこれからも迷いそう。遊び心で比べると、私は以前オススメして頂いた『安達ヶ原の鬼密室』の方が好みかもしれません。ご感想、楽しみにしてます☆ (2007/02/05 14:43) | |
posted by めみ at 22:30|
歌野晶午
2005年10月05日
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 真藤数馬は典型的なオタク男。 毎日、コンビニでお菓子を買い、週一でビデオ屋、月一で秋葉原に出かけているので、自分は「引きこもり」ではないと考えている。 ある日、可愛い妹「絵夢」とデートに出かけた日暮里で、僕は『女王様』と出会う。
『葉桜〜』の衝撃を期待すると、がっかりすると評判の問題作。 私は『葉桜〜』より先に、同じ文藝春秋から、同じ時期に、同じトリックで出版された某作品を読んでいたので、どうしても後者の方が評価が高くなるのですが・・・。 |
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内容に触れています。
posted by めみ at 15:38|
歌野晶午
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