 ある素封家一族の、当主の妻が不審死を遂げたが、警察はこれを自殺として捜査を打ち切ってしまう。 それが始まりだった。 当主の妻の一周忌には「円錐形のモニュメントに真上から突き刺さった少女」、三回忌には「木に括りつけられさらに首を切られた少女」、七回忌には「唇だけ切り取られた少女」・・・と忌まわしい殺人が続いていく。 そして十三回忌を迎える。厳戒態勢のなか、やはり事件は起こった。(帯より)
<あなたの不快さが私を悩ませる>
初の作家さんですが、文章が読み難くてなかなかページが進みませんでした。 刑事が多く登場するわりには、描写が「彼は○○だから僕は好きだ」という調子で区別がつかないし。 彼らの確執も中途半端で、全く盛り上がることができないし。 探偵も最初と最後でキャラが変わってるし、ご都合主義な展開だし。
・・・と、不満たっぷりな作品なのですが、トリックはバカミス気味でとても好みでした。 あまりの読み難さに、もう誰が犯人でもいいや〜と投げやり状態だったからか、その正体にもかなり驚きましたよ。
全体的に、何だか勿体ないなぁ、という印象が残りました。 | |