2008年07月07日

鬼/今邑彩 ★★★☆☆


「みっちゃんに会った」と言い残して死んだ友人達。
そんなはずない。だって、みっちゃんは・・・。
言葉にできない不安感。おさまりのつかない気持ち悪さ。
表題作を含む、誰をも奇妙な世界に誘い込む8編を収録した短編集。(Amazon商品の説明より)


<あたし、みつけるのうまいんだよ>

やっぱり今邑作品と恩田作品は北見隆さんの装画でないと!
今回も雰囲気ぴったりでした。

今邑さんの短編は結構インパクトが強くて記憶に残るのですが、今回はマイルドな読後感の作品が多いのが意外でした。
不安は残るけれど、後味はそれほど悪くないのです。
唯一、悪意たっぷりのどんでん返しの「メイ先生の薔薇」にはゾッとしました。
お気に入りは「シクラメンの家」
これだけは先が読めませんでした。
全体的にもう少しヒネリが欲しかったかな。
posted by めみ at 23:08| Comment(0) | 今邑彩
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